SSブログ

京都:俵屋旅館『寿』の大晦日 [京都:俵屋旅館]

随分と俵屋さんに泊まっているけれど、新年を俵屋さんで迎えるのは初めて。偶然にもチャンスが巡って来てくれました。ありがとう。

 今回はJTBに預けてある『寿』。個人的に、庭に面した『叩き』が好き。庭と部屋の境目の、曖昧な場所。文字通り、職人さんが土を入れて脚でひたすら踏み固めて作る「床」。しかしいまではこの「叩き」を作れる職人さんが、本当に少なくなってしまったのだとか。ひんやりと熱を吸収してくれるような温度が好きです。

 俵屋さんの、お正月の設えを見るのは初めて。(あの餅花を一緒に作ったことはあるのだけれど)。
 ロビー(中庭向こうの小部屋)に飾ってある、レモン色の大きな蜜柑は『晩白柚(ばんぺいゆ)』。東南アジア原産の柑橘です。その見事な大きさに惚れた女将さんが、赤いお飾りを添えて、お正月飾りにしているのだとか。
 玄関上がってすぐにある、注連縄のような『御幣』は『招福宝来』だそうだ。中国の伝説にある蓬莱山を象った『蓬莱飾』は、昔から広く伝わる正月飾りなんだそうだ。このお飾りは、『寿』のお部屋にもありました。

 お楽しみ(?)の晩ご飯。見て頂くと、なんとなくいつもの感じと違うのが分かると思います。これ、『連泊用』のメニューなんです。
 実はオオノ、12月1日に『暁翠』に宿泊しているので、12月は二度目。連泊二日目のお客さんや、オオノ達のように、同じ月に二度目の宿泊となるおきゃくさんには、ちょっと軽めの『連泊用』のメニューが出されるという仕組み。(個人的に、この『連泊用メニュー』は、すごく好みのバランスと構成かもしれない……。)
 蕪が最高に美味しかった……お出汁で焚いてあって、肉味噌が載っているだけのシンプルなお椀だけれど、じんわりと体に染み渡るような、マンガみたいな『ほぅう…』というため息が思わず何回も出ちゃうような、本当に良いお味。俵屋さんのメニューのなかでも、最も好きなメニューのひとつ。寒諸子も付けダレが良い味で気持よかった…!!
 最後には、年越し蕎麦です。『長きり』といって、とても長ぁ〜いお蕎麦でした。

【俵屋旅館】
住所 : 京都市中京区麩屋町通姉小路上ル中白山町278
電話 : 075-211-5566 


























































































完結大晦日の祇園 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

この広告は180日新規投稿のないブログに表示されます